愛に還る~第1章
- 美羽~miu~

- 7月24日
- 読了時間: 4分
ツインレイとは、いったい何なのでしょうか…?
ただ特別な恋人を意味するのではありません
魂が二つに分かれ、再び出逢うことで、互いを通して **“本当の自分”** を思い出すための存在であり、あなたという光を目醒めさせるために現れる、深い魂のパートナーです
では、愛とは何でしょうか……?
愛とは誰かから与えられるのでも、何かで証明するものでもありません
あなたにもともと在る光そのもの で、愛は探すものではなく、思い出すものであり
そして、すでにあなたの中にあるものを、ただ見つめ直すだけでいいのです
この「愛に還る」シリーズは、私自身の魂の学びの記録でもあります
深い出逢いや別れを経て、愛の本質を問い続け…やがて魂を超えて、宇宙の根源へと触れるような体験が幾度となく訪れました
その中で、愛はただの感情ではなく、存在そのものの拡大であることに氣づいたのです
人はそれを、ワンネス・悟り・解脱……などと表現したりします
私たちは生まれた瞬間から、愛されたいと願っています
抱きしめられたい、受け入れられたい、「ここにいていい」と感じたい…
けれど、この地上での旅は、ときにその願いを大きく裏切ることがあります
親の愛を十分に受け取れなかったり、人から拒絶されたり、思い描いた幸せが崩れてしまったり…
そのたびに私たちは、小さな自分を守るために心に壁を作ります
その壁はとてもがんばり屋で悲しみも、怒りも、恐れも全部閉じ込めてくれました…
でもいつしか、その壁が私たち自身を閉じ込めてしまっていたのです
――どうして私は愛されないのだろう――どうして私はこんなにも欠けているのだろう
そんな思いが心の奥に沈んでいくたびに、愛はますます遠いものになっていきました
でも本当は、愛はどこにも行っていなかったのです
失われたように見えた愛は、最初からあなたの中に在り続けていて、
忘れてしまっただけ。思い出せなくなっていただけ。
愛は消えておらず、あなたの魂が光である限り、決して失われることはないのです
愛に還るというのは、新しい何かを手に入れることではありません
愛される資格を証明することでもありません
――ただ、思い出すこと―― もともと あなたが愛そのものであったという事実を
それは一瞬で起きることもあれば、長い旅の末にようやく訪れることもあるでしょう
誰かに抱きしめられた瞬間かもしれません
涙があふれて止まらない夜かもしれません
あるいは静かな瞑想の中で、自分の中にある深い安らぎを感じたときかもしれません
けれど、どんな形であれ愛に還る瞬間は、必ずあなたを呼んでいます
あなたがそれを受け取る準備が整ったとき、その扉は、そっと開かれるのです
愛は探すものではなく、還るもの―― あなたがこれまで必死に探してきた愛は、もうすでにあなたの中にあるのです
「あなたが求めている愛は、あなたという存在そのもの」 なのです
魂が愛に還るとき ― 序章
私たちは、もともと愛そのものでした
満ち足りた光として、ひとつの大きな意識の中で、永遠に安らいでいたのです
けれど、ひとつであるという完全さの中では、愛を体験することはできません
ただ “愛である” という存在のままでは、愛の深さも、尊さも、知らずに過ぎてしまうから…
そこで私たちは決めたのです
―― 一度、分かれようと‥‥―― 愛を忘れ、再び思い出す旅に出ようと‥
こうして、魂は幾重にも分かれ、地上へと降り立ちました
それぞれの物語を生きるために愛を探し、愛を失い、愛を求め、やがて愛に還るために
この世界で私たちは、数え切れない出逢いを繰り返します
家族として、友として、時には敵として…そして、ときに――ツインレイとして
ツインレイの出逢いは、あなたの物語の特別な節目
それは運命というよりも、魂があらかじめ決めてきた再会の約束
あなたの奥底で眠っていた痛みを呼び覚まし、同時に、本当のあなたを思い出させる存在です
この連載は、そんな魂の旅を紐解いていくものです
愛を忘れた私たちが、どう愛を思い出していくのか……ツインレイという深い鏡を通して、何を学び、どのように目醒めていくのか…
そして、あなたという光が、どのようにして宇宙と響き合う存在へと還っていくのか
ここに綴る言葉は、ただの知識だけではなく、あなたの魂に響くためのメッセージを込めています
あなたが今、どんな場所にいても、たとえ迷いの中にあっても…あなたがもう一度、愛へ還る道を思い出すための光です
――愛はあなたの外にはありません
それは、いつでもあなたの内側に在り続けています――
どうか、この言葉たちがあなたの旅の道しるべとなりますように
光の言霊
「愛は探すものではなく思い出すもの」




