愛に還る~第3章Ⅲ
- 美羽~miu~
- 7月28日
- 読了時間: 5分
第3章
第3話
前回、統合とは
――自分の内に眠っていた愛を、もう一度生き始めること。
とお伝えしました。
ツインレイは、あなたを愛するためだけの存在ではなく、あなたが自分を愛し、魂として自由に生きるための導きとして現れます。
統合の道は、ときに深い痛みを伴います。
それはあなたが「まだ愛せていない自分」に出逢うから。
拒絶したままの感情、忘れたふりをした悲しみ、もう二度と感じたくないと思った孤独――そのすべてが、光に還るために浮かび上がってきます。
ですが、どうかその痛みを押し返さないで。逃げずに、ただ静かに胸に抱きしめてあげてください。
それら過去の傷を繰り返すためではなく、愛に還るための道筋なのです‥
統合を生きることは、特別な修行でも、難しい儀式でもありませんが、今まで「分離の世界」を生きてきたため、とても難しく感じたりしますが、日々、**今日できる小さなことの積み重ね** です。
それらがやがて愛の光となるあなたを作るのです。
感情を否定せずに感じきること 涙が出るなら泣き、怒りがあるなら声にしてもいい。 その感情はあなたを光に近づける道標です。
自分を優しく見守る時間を持つこと 1日の終わりに「今日もよく生きたね」と、自分を抱きしめてあげる。
ツインレイに依存せず、ツインレイというカテゴライズされた枠を超えて、自分の人生を生きる選択をすること 相手がどうであれ、あなたの魂はあなた自身の光を生きるためにここにいるのです。
ツインレイの道は、彼(彼女)を3次元的に求めるものだけではなく、魂の愛を思い出すためのもの。
さらには、3次元で手を取り合うことだけではなく、魂の愛へ還っていくためのものです。
あなたがもともと愛であったと知るための愛の回帰の旅。
私たちは、愛とは、相手に認められて愛されることにより生まれるもの…と思って生きてきました。
ですが、愛とは、あなたがあなた自身を赦し、受け容れたとき、それは自然にあふれ出し、すべてと響き合っていくものです。
なぜなら、あなたも…もともと愛の光だったからです。
光のことば
「統合とは、他者の愛を得ることではなく、もともと愛であった自分を、生き始めること」
少し長くなりますが、私自身のことをお話しさせてください。
ツインレイという言葉さえ知らなかったあの頃の私。スピリチュアルなんて全否定していて、見える世界しか信じていなかった私。
そんな私が、彼に出逢ったとき――なぜだか理由もなく、全身がガタガタと震え出したのです。
怖いわけでも、寒いわけでもない。ただ、魂の奥から何かが…溢れ出すような震えでした。
言葉にならない、けれどこの上なく満たされた感覚が私を襲い、
「あぁ、この人を知っているかも…」「やっと逢えた…」そう感じたのと同時に「これ以上は危険、これ以上近づいたら、私が私でなくなる…っ ダメ!危ない…!!」という恐れとともに、です。
けれど、出逢ったことでその光は同時に深い影も呼び覚ましました。
会えない時間の苦しみ、私だけが好き、私なんて愛されない、心を引き裂くような孤独、自分でもどうしていいかわからない感情のジェットコースター・・・
彼から連絡があれば、それだけで幸せで、彼が無反応な時は何か氣に障ることをしたのかも…と自分を責める…
彼が欲しくて欲しくて、彼だけに愛されたくて、私だけを愛してほしくて、辛くて辛くて、
『もう還りたい……』(上の世界へ)と現実を逃げ出したかった…
ツインレイとの道は、決して甘い愛の物語だけではありませんでした。
でもそのどうしようもないくらいの哀しみ、痛み、恐れの奥深くで、私はひとつの真実に触れました。
それは… 私は、ずっと自分を愛していなかった。
彼がいたら幸せ、彼といたら私は幸せになれる、、と、彼に依存していることさえ氣づかず、
自分の幸せを自分以外に委ねてしまい、彼の愛が欲しい、もっともっと、と願い求め、とてもとても他人軸でした。
この事実でさえ、彼と出逢わなければ氣づかなかったこと・・
むしろ、私は自分を持っていてしっかりしている!とさえ思っていました。
そんな私は、彼を通して、彼から愛を得ようとしていただけ。。。
エゴ、偽りの世界を生きていたため、自分の中にある光を見ようとしていなかった――と。
そこから、祈るように必死に自分と向き合う日々が始まりました。
根底には―――もう一度会いたい……その想いだけでした。
彼と会えない日々に苦しみ、自分の潜在下の恐れが現実を立ち上げ、涙を流すなんて言葉では表せないほどのことも、弱さをさらすことも、トラウマとなっていることも―――怒りも悲しみも不安も恐れも……すべて「愛に還るための一歩」でした。
ツインレイの旅は、ときに痛みや孤独を伴います
けれど、そのひとつひとつの体験が
魂が眠りから目覚め、自分自身の光を取り戻していくための大切なプロセス。
私たちが、自分という光を生きるためのもの。
そして、あなたもきっと同じ扉の前に立っています。
どうか、怖れずに、自分の中の光を見つめてあげてください。
そこには、あなたがずっと探していた愛が眠っています。
恐れからの幻想はもう終わり。
悲しみも痛みも越え
愛の光となる
悦びも 愉しみも あなたと生きる
光とともに